Pαスーパーパンチプレス
充実機能を省スペースで!最小タレパン「PαスーパーパンチプレスⅡ」
タレットパンチプレスといえば、非常に大型で導入にも多大なコストがかかるマシン、というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。そんな常識を覆すのが、コンパクトで低価格なタレットパンチプレス「PαスーパーパンチプレスⅡ」です。本記事では富士機工が自信を持っておすすめする小型のタレパンについて、詳しくご紹介します。
PαスーパーパンチプレスⅡは、テーブル移動量が1,200mm×600mmという非常に小型で省スペースなタレットパンチプレスです。
まずはマシンそのものの特徴や、他社製品との違いを詳しくご紹介します。
現在、富士機工以外のメーカーが販売しているタレットパンチプレスは、PαスーパーパンチプレスⅡと比較して2倍以上のサイズがある
大型機種がほとんどです。大型で高価格である分、機能面も充実しているため、同じ加工を続けて行う大量生産に向いています。
しかし、少量多品種の加工を行う企業にとっては、導入にかかるコストや設置に必要なスペースの確保、大型機械にありがちな作業性の複雑さ
といった点がネックとなるかもしれません。
これらの複合的な理由により、「本当はタレパンを導入したいが踏み切れない」という企業も少なくないでしょう。
「工場にタレパンを設置するスペースがない」、「高額なコストに見合った利益を出せるか疑問が残る」
といった悩みを持つ企業にこそぜひおすすめしたいのが、富士機工のタレパン、PαスーパーパンチプレスⅡです。その理由を解説します。
PαスーパーパンチプレスⅡは、テーブル移動量が1,200mm×600mm、クランプ代は60mm(厚板仕様は65mm)というコンパクトさが大きな特徴のタレパンです。「タレパンを導入したいがスペースがない」という悩みを一挙に解決する機種だといえますが、長所は単純なコンパクトさだけではありません。タレパンとしての性能面、機能面についてもご紹介します。
まず、金型を搭載するステーションは標準で10ステーションあり、10ステーションのうち5ステーションは金型を回転させる機構が付いた『インデックスステーション』となっています。
『インデックスステーション』では、プログラムによって金型を任意の角度に回転させることが可能です。これにより、角度付き金型が不要になり、手間やコストを削減できます。さらに扇状の異形金型を回転させることで、加工レンジよりもサイズの大きい丸穴抜きも可能です。
さらに便利なのが、1つのステーションに直径10mm以下の金型を最大で4本セット可能な『マルチツール』機能です。
『マルチツール』は、インデックスが使用可能なステーションに搭載できます。全マルチを使用することにより、最大25ステーション分の金型がセット可能で、コンパクトサイズながら高い加工能力を持っています。
「小さいと性能がもの足りないのでは」「求めている加工ができるのだろうか」という心配は、PαスーパーパンチプレスⅡには必要ありません。
タレパンの導入を検討するとき、マシンの大きさと同じくらい問題になるのがコスト、つまり費用の面です。大型のタレパンは導入コストが非常に高額で、おいそれと導入できるものではありません。ここでは、コストパフォーマンスという点からPαスーパーパンチプレスⅡの魅力を解説します。
PαスーパーパンチプレスⅡは、他社製品よりもコンパクトなサイズを実現したマシンです。他社のタレパンと比較して小型というだけでなく、低価格で導入時にかかる初期費用を抑えることができる点も大きなメリットになるでしょう。タレパンの導入に際し、高額なコストでお悩みの方はぜひお問い合わせください。
プレス金型を使って小さな製品を加工する場合、製品に合わせて1個あたり10万円から数十万円かけて金型を製作する必要があります。
1つの製品を大量に加工するときは問題ありませんが、多品種に対応するために複数の金型が必要となってくると、金型製作にかかるコストが重くのしかかってくるでしょう。しかも金型は作ったら終わりというものではなく、保管場所の確保や長期間にわたる管理、メンテナンスなどにも費用がかかってきます。
一方で、PαスーパーパンチプレスⅡで同じ加工をする場合は、製品に合ったパンチングの刃物(金型)を制作することになります。これには、プレス金型の制作にかかる費用と比較して安価でできるのがメリットです。
これにより複数の製品を少量ずつ加工したいケースでもコストが抑えられ、保管コストも金型に比べ軽くなります。
さらに、ハード面ではなくソフト面にもメリットがあります。金型を10ステーション分一度にセットできるため、複数の製品を加工する場合でも金型交換の手間がかかりません。金型交換の作業が減れば生産効率を高めることができ、製品を完成させるまでにかかる時間や人件費というコストを削減可能です。
PαスーパーパンチプレスⅡなら、プレス金型を製品の数だけ用意する必要がなくなり、製作コスト・作業の面でもメリットがあります。
実際、少量多品種の加工を目的に、プレス金型の代用として導入した企業からも
「プレス金型の作成費用が削減できた」「作業者の負担が軽減できるというメリットがあった」
という喜びの声が届いています。
他社から出ているタレパンは、大型マシンであるがゆえに設置だけでも大仕事になりがちです。また、実際に作業を行うときには、その大きさから1人で材料をセットするだけでもひと苦労で、作業性にはどうしても難がありました。それに加えて、充実した機能を備えている反面操作が難しく、取り扱えるようになるためには数日にわたる説明期間が発生することも。サイズや機能、そして人的な労力も重量級というのが、一般的なタレパンのイメージではないでしょうか。
一方で、マシンそのもののサイズが小さいPαスーパーパンチプレスⅡは、スペースを取らないため設置しやすいのはもちろんのこと、扱いやすいマシンであることも大きな魅力。材料セットといった作業も大がかりにならず、1人で十分に対応可能です。コンパクトだからこそ「必要なときに必要なだけ加工する」という使い方と相性がよく、生産性を向上させます。
さらにパンチングの刃物(金型)交換、材料の設置、カラータッチパネルによるプログラム操作などの一連の作業が、少ない移動でできる点も一見の価値あり。大型の機械につきものの煩わしさがなく、ノンストレスで作業ができます。操作はシンプルで1日あれば覚えられるため、長時間にわたるレクチャーも必要ありません。
製品を大量に生産するなら、大型で充実の機能を搭載している他メーカーのタレパンが適しています。しかし、少量多品種の仕事には、省スペースと低コストを実現し、手軽に作業ができるPαスーパーパンチプレスⅡがおすすめです。小回りがきくという長所を最大限に発揮させれば、大幅な生産性向上も不可能ではありません。
サイズも価格もコンパクトなPαスーパーパンチプレスⅡは、小型で扱いやすいタレパンがほしいというニーズと非常に相性のいい製品です。
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